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,詩のタイトル

作品に添えてある詩をまとめたものです。
制作中、花とのお喋りや感じたこと思ったことを詩にしたものです。


インパチェンス ゴールデンセレブレーション

そうだ風になろう 風になって飛んでいこう

ここは窮屈で 僕には狭すぎるから

自由気ままな 風になって飛んでいこう


この花を君に贈ろう

これ以上君が泣かないように

これ以上君が苦しまないように

黄色い花を君に贈ろう

心から君が笑えるように

辛い毎日を越えてきた君へ

幸福が訪れるように

この花を君に贈ろう


仔犬と桜 日本翁草(ニホンオキナグサ)

春が来た!

野も山も起きだして

ワイワイガヤガヤお祭り騒ぎ

芽生えた命を喜んで

みんなみんな祝ってる

春は命の季節です


北風に吹かれて凍えそうなとき

僕が暖かな風になって君を包んであげる

僕が君をそっと抱きしめてあげる

冷たい風に負けないで

降り積もる雪に負けないで

僕が一緒にいるから

千日小坊 トランディスカンチア

みんな好きでいたいのに 心は言うこと聞きません

好きなままでいたいのに 心が言うこと聞きません

嫌いにならずに

みんな好きでいられたら

傷つけることだって 傷つけられることだって

きっと無くなるはずなのに・・

心は言うこと聞きません


もう日めくりは捲らない

悲しくて苦しくてもう前に進めない

大切な命の終わりを受け止めるには

僕の心は弱過ぎて壊れてしまいそう

どんなに時間が優しく流れても

壊れた僕の心は治らない

だからもう僕は日めくりを捲れない


ホップ レンゲツツジ

まぶしく輝いてた季節は

夢と現実のはざまでもがき苦しんでた季節

とどかなくなって気づいた青春

僕の青春


あしたを生きていく君

その笑顔がくもらないように

明るいあしたを守るため

力の限り頑張る

君のために頑張る


クリスマスホーリ ヒヤシンス

良い加減に生きていけたらいいですね

急ぎ過ぎず焦らずに 頑張り過ぎず程々に

生きてる喜び感じながら 少しずつ一歩ずつ

生きていけたらいいですね


春を探しに出かけよう

風はまだ冷たいけど

日差しはこんなにやわらかくて優しいから

春を探しに出かけよう


椿 胡蝶蘭小

君のいさぎよさが僕は好きだ


僕は風を切って走っていた

力の限り手を振っていた

目が覚めるとやっぱりそこには

動かない手と足がありました


ハナユズ ハビーエロー

何もしなくていいんです ただ微笑むだけでいいんです

あなたの優しさはそれだけで十分伝わるから

何もしなくていいんです ただ側にいるだけでいいんです

あなたの温もりはそれだけで十分わかるから


いつもカッコつけて 心を着飾って

ほんとの自分に嘘ついて 思ってもないこと口走る

自分に自信がなくって みんなにいい顔したくって

言いたい事も言わないで いつも自分を殺してる

だけど心で叫んでる ほんとの自分が叫んでる

心がきしんで痛いって ほんとの自分を出してって


サロ ポリアンサ

春の午後 君と過ごす静かな時

吸いよせられるように君の髪に蝶がとまる

白いリボンのようだとはしゃぐ君は

日溜まりに舞い降りた春の天使のよう


なんとなく生きてくなんて 寂しいよね

なんとなく年をとって なんとなく死んでいく

そんな人生は悲し過ぎるから

僕は今を感じていたい 今この瞬間を感じていたい

生きていることを 生きていくことを

この身体いっぱいに 僕は感じていたい


イトシャジン トルコキキョウ'02

君が元気になるために 僕はどうしたらいい?

君がまた笑えるように 僕は何をしたらいい?

消えかけた命を前に 僕は何が出来るだろ・・


心って不思議だね

自分のものなのに どうにもならなくて

知らない内に傷ついて 自分勝手に落ち込んで

頼りなくて消えそうで 言うこと聞かなくて強情で

本当に心って不思議だね


露草 鑑賞用ひまわり

朝のシャワーを浴びて日に光る君は

まるで宝石を纏ったかのように光り輝いて

寝起きの僕には眩しくてたまらない


とてもとても暑い夏の午後

風もとまったまま動きません

ゆらりゆらゆら陽炎が揺れて

きょうは君の笑顔もみえません


ハナゴショウ ミニカトレア

想い出は僕の宝物

悲しかった事も 苦しかった事も

みんな僕の宝物

どんな想い出も生きてきた証だから

みんなみんな愛うしい


いつも笑顔でいたい

辛い時も悲しい時も 笑っていたい

悲しい時は涙の代わりに 笑顔をつくりたい


ジュリアン

精一杯生きてる君は ただそれだけで美しい

君の小さな手に 握り締めた夢は

きっと必ず叶うだろう


冷たい北風に震えながら

大切な葉を落として 君は冬支度を始める

長い冬の向こうにある暖かい南風を夢見ながら


ユキワリソウ'02 グロキシニア

冷たい雪を掻き分けて 上へ上へと這い上がれ

小さな身体に鞭打って 力の限り這い上がれ

春はきっと観てるから 頑張った君を観てるから

だから負けずに這い上がれ 春を目指して這い上がれ


君が去ったあとの一人の部屋は

とても寂しくていられません

君が残した白い鉢 風に遊ばれ揺れてます


ホタルブクロ ダリア

遠い昔の消えかけた記憶が蘇り

一人君と遊んだ幼い日に 戻ったような気がします


淋しさをポケットに押し込んで

「独りがいいよ」と強がってみせる

寂しくて 心細くて 人恋しくて

側に居てほしくて 心がこんなに痛いのに

僕の心はへそ曲がり


エビネ'97 ピンクパール

歩き続けて疲れた時は腰をおろして休もう

側らで咲く野の花を眺めて

鳥の囀りにも耳を傾けよう

力が湧いたらまた歩き出せばいい

そんなにいそぐ人生じゃないから

まだ先は長い人生だから


大きく息を吸い込んでごらん

ただそれだけで生きてるって感じられるから

希望が無いなんて言わないで

目を開けてしっかり見てごらん

きっとあなたの側に希望はあるはずだから


さつま芋 ホワイトピーコック

色づいてく葉に秋を感じて

舞い散る枯葉に冬を感じる

足早に通り過ぎる季節に 時の流れを感じ

戻れない想いに涙を流す


辛い時は休めばいい 迷った時は戻ればいい

寄り道したっていいじゃない 遅れたっていいじゃない

君の人生は君だけのものだから

焦らずゆっくり進めばいい 一歩ずつ前に進めばいい


ポピー スターゲーザー

春を見つけたよ

とても小さな春だけど やっと見つけた春だから

そっと顔寄せキスしたら 春がほんのりはにかんで

君を赤く染めました


先に行ってしまう友を見つめながら

取り残される寂しさと 悔しさを噛み締めていた

何度季節が巡っても 僕はここから動けない

僕だけ時間が止まったように 一歩も前に進めない

そう あの日から僕の時計は止まったまま


ドクダミ コマクサ

そんなに急いで歩かないで

慌てたってしょうがないじゃない

人の波に乗れなくたって

自分の足(ペース)で歩いていけばいい

ありのままの自分で一歩ずつ

前に進めばいいじゃない


小さな小さな命です

だけど一生懸命生きてます

辛い辛い環境(とこ)なのに

こんなに綺麗に咲いてます


ダリア ルドベキア

僕の中には鬼がいる どうにもならない鬼がいる

人を傷つけて 自分を傷つけて

人を羨んで 自分を蔑んで

僕の中には鬼がいる 消すに消せない鬼がいる


焦げた空が落ちてくる

赤く焦げた空が落ちてくる

長く伸びた影が叫んでる

早く家に帰れと叫んでる


ゲンペイカズラ ブルーベリー

人は泣きながら生まれてくるけど

せめて死ぬ時は笑いながら逝きたいね

「あ〜 いい人生だった」なんて言い残して

ちっぽけなつまらない人生だって

数え切れない悔いを残した人生だって

夢を何ひとつ叶えられなかった人生だって

みんな僕の人生だから 精一杯生きてきた人生だから

せめて死ぬ時は笑いながら逝きたいね


梅雨を蹴飛ばし夏がやって来た

夏のお日様さんはギラギラプンプン

何をそんなに怒っているのかなぁ〜


鑑賞用トウガラシ

君は宝石のように 光をうけて輝いて

次への世代につなぐ 宝物


秋の夜長は外に出て 虫の唄でも聞きながら

月を枕に寝転んで 星とお話しましょうか


エビネ'99 エバ

淋しくて 悲しくて 泣きたくて 涙流しても

前に進まなきゃ 時は止ってくれないから

辛くて 苦しくて 立ち止まって 休みたくても

歩き続けなきゃ 時は待ってくれないから


落ち葉のジュウタンを歩くのが好き

誰もいない並木道

背中を丸めて歩くのが好き


キバナカタクリ みねやま

柔らかな日差しに抱かれて 君が顔を出した

目覚めたばかりの君は まだちっちゃくて弱々しいけれど

雨も風もお日様さんも みんな君の味方だから

だからもっともっと大きくなれ もっともっと強くなれ


凍えそうな心を暖めて下さい

壊れそうな心を癒して下さい

明日を信じられない僕に希望を下さい

君のその暖かな手で 君のその優しい笑顔で

貧しく暗い僕の心に明かりを灯して下さい


フタマタイチゲ フリージア’01

梅雨の雨は きらいです

降り続く雨は淋しくて きらいです

テルテル坊主 願いを込めて作ります

あ〜したてんきにな〜ぁれ♪


いつも側にいる人に 優しくできないのはどうしてでしょう

とっても大切な人なのに 優しくなれないのは何故でしょう

遠くなって 届かなくなって いつも気づいてる


山吹 コスモス

黄色い絨毯を僕は歩いて行く

いたずらな風に舞い散る花吹雪

君の命の舞だからこんなにも美しいんだね


夏の終りを告げるため 君が咲いた

少し冷たくなった風にゆれながら 君が咲いた


スカシユリ

そんなに遠くを見詰めないで

私はここにいる

そんなに寂しい顔をしないで

私が側にいる

いつもあなたの側にいて

いつもあなただけ見てるから

あなたは一人じゃないって気づいて下さい


身を切るような冷たい風に震えながら

君はいつまで頑張るんだろう

誰一人残っていない枯れた枝にしがみついて

何のために何を支えに君は頑張るんだろう


シャジン スイセンノウ

今にも消えそな君だから 僕は君から目が離せない

どこか寂しげな君だから 僕は君から離れない

許されるならずーと 僕は君のそばにいよう


南風に乗って 綿帽子が舞い上がる

未来へ夢をのせ もっと高く

もっと遠くへ 飛んで行け


ミニクルクマ エンジェルベイビ・グリーン愛

君に降り続く雨が やまないなんて思わないで

やむことを信じて

少しの勇気と明日を 夢見ることができたら

きっと晴れるはず

眩しい太陽が君を照らしてくれる

やまない雨なんてあるはずないんだから


とっても静かな冬の夜

雪の軋む音だけが響いてる

煩わしい車の音も人の声さえも

みんな雪が吸い取ってくれる

とっても静かな雪の夜



フェアリーランド ハイビスカス

苦しいのは生きているから

悲しいのも生きているから

みんな生きている証ならば

私は受け止めよう



君は旅人

異国の匂いを運んで来て

僕に夢を見させてくれる


ガーベラ 紫蘭

ピクニックに行こう

おいしいサンドイッチを持って

君が咲くあの丘まで


傷ついた心をそっと癒してくれる

ささくれた気持ちを優しくさせてくれる

君はそんな力を持っている


シンピジュウム レリア アン センプス

一人じゃー淋しすぎて 二人では物足りない

三人じゃー煩わしくて 四人では絶えられない

人は勝手なものですね



人は涙の分だけ 強くなれるというなら

僕の中を流れ続けてる この涙もいつか

弱虫なこの僕を 強くしてくれるだろうか


パンジー セローム

君が望むなら 僕は何でもしよう

ずっとずっと きれいなままで

ずっとずっと 側にいてくれるなら


大きく手を広げて 光を一杯浴びて

いつか太陽をつかもう



ミニシクラメン グラジオラス

寒い部屋に君が来て

少しだけ暖かくなったようだ

暗い部屋に君がいて

少しだけ明るくなったようだ


冷たい雨に濡れて震える君に

そっと傘を差しかけた小さな子

みんな持ってたはずの優しさなのに

大人は何処に忘れてきたんだろう



ベコニア 福寿草

抱えきれないほど 胸いっぱいに夢を抱えて

明日に向かって君は歩いて行く

何もできないけど せめて君の側にいて

そっと見守ろう


君が知らせる春の訪れを 打ち消すように雪が舞う

降り積もる雪は 当分消えそうにないけれど

きっと明日は 暖かい風と優しい光が

君を優しく包んでくれる 春を連れて来てくれる



フリージア 口紅水仙

君の香りは春の香り

何故だろう 君といるとホッとする


化粧した君を連れて 今日はどこへ行こう



トルコキキョウ カランコエ’96

そんなにこわがらないで

君を傷つけるものは 何もないのだから


君の笑顔は僕だけのもの

君の涙も僕だけのもの

喜びも悲しみもこの腕で受け留めて

君のすべてを愛したい



山リンドウ 蛍袋

悲しみにそっと寄り添うように

君はそこにいた


遠い昔の消えかけた記憶が蘇り

一人君と遊んだ幼い日に戻ったような気がします



ほうずき 秋明菊

幼い頃 君を鳴らせずに放ったこと

許してほしい


しまい忘れた風鈴が

夏が恋しいと泣いてます



薔薇 (シンク) 胡蝶蘭 (大)

あなたの情熱を 私に少し分けて下さい

迷わず真っすぐに 歩いていける力を


冬なのに 私の部屋に 雪より白い蝶が舞う



ピンクダイヤモンド・チューリップ タイリントキソウ

日差しが柔らかくなって 風が優しくなったから

春はもうそこまで来ているね

寝ぼけ眼の君を 今日は連れ出して

春を探しに出かけよう


風に向かって 立っている君は

まるで風車(かざぐるま)のように

風にゆられ 風の吹くまま とても自由に

まわり続ける 風車のように



すずらん 山苧環

そっと頬よせて 耳をすましてごらん

ほら聞こえるだろう 幸せの鐘の音が・・・


うつむかないで前を向いてごらん

いやなことを見ないですむのは楽だけど

勇気を出して前を見てごらん

辛い事も悲しい事もその体で受け止めたら

きっと違う世界がみえるはず



ウチョウラン マルコポーロ

ふるえる君をただ見つめるだけで

ふれることも守ることもできない

私を許して下さい


まだ見ぬ世界を 君は旅をする

君が見た街のこと

君が出会った人達のこと

私に聞かせてほしい



額紫陽花 ひまわり

自分の立場やおかれた環境に

姿を変え心まで変えられたら

どんなに楽だろう


銀色に輝く入道雲 何処までもセリリアンブルーの空

通り抜ける透きとおった風 そんな風景に君は似合ってる



梅鉢草 セッコク

真っ直ぐ上を向いて 見上げたその空に

君はどんな夢を えがくのだろう


美しさは永遠だと言うかのように 君は咲いている
(副詩)
永遠に変わることなく 美しいままでいられたなら
人は幸せなのだろうか
永遠に老いることなく 生き続けられたなら
人は幸せなのだろうか



冬青(そよご) 一人静

強くなりたいよ もっともっと

強くなって この手で君を守りたい


遠くを見つめてただ立ち尽くしたまま

帰らぬ人を今日も待つ君



ウェイブニー・サンライズ 木蓮

陽のあたる場所へ向かって人は歩いて行く

光を浴びて輝くために 日陰のまま終わらぬために

陽のあたる場所へ向かって人は歩き続ける

私もまた光を求め歩いて行く

辿り着くことの無い道でも歩き続けるだろう


いつからだろう 涙が出なくなったのは

どんなに悲しくても どんなに辛くても

僕の瞳は涙を流さない

いつからだろう 夢を見なくなったのは

数え切れないほど 抱えていたはずの

僕の夢は何処へいったんだろう

いつからだろう こんな僕に慣れてしまったのは


スズランスイセン アブチロン

生まれた時はみんな

透きとおる綺麗な心をもっているのに

人は何故綺麗なままでいられないんだろう

汚さなきゃ生きていけないなんて

悲しいことですね


思い出が重たい荷物なら このままここに捨てていこう

明日を迎えるために 未来に歩いていくために

思い出がじゃまなら いまここに捨てていこう



ホップ パキラ

眩しく輝いてた季節は

夢と現実の狭間でもがき苦しんでた季節

とどかなくなって気づいた青春

僕の青春


あまりにも近すぎて 大切なものが見えません

あたりまえ過ぎるから 大切な事が判りません

失う前に後悔する前に 気づいてほしい


ハッピーシーナ・ママドールU ムクゲ

どこか遠くに行きたいね

色褪せた夢を脱ぎ捨てて 新しい夢を探しに

どこか遠くに行きたいね


雨上がりの空

あの虹を超えて君が翔けて行く

夢を追いかけて君が翔けて行く

その手に夢を握りしめるまで

君は走り続けるだろう



スピードリオン 新稀楽 (椿)

人に創られた君は幸せなのだろうか

綺麗になって少し寿命が延びたとしても

それで君は幸せなのだろうか


すべてを凍らせて 北風が吹き抜けていく

そんな季節がきらいだと 叫ぶ僕を笑ってる

冬の奴が笑ってる



スイートピー バラの実

踏みつけられて傷つけられて

君の心はボロボロなのに

君は誰よりもやさしい

君は無条件にやさしい


一生懸命生きた後には 必ず宝物が残ります



パフィオ アマドコロ (なるこゆり)

ねぇ パフィオ

肩の力をぬいて もっと楽になろうよ

張り詰めた糸が切れてしまうように

君がこわれてしまいそうだから

ねぇ パフィオ

肩の力をぬいて たまには一緒に遊ぼうよ


幼い頃見上げた星空は 今はもう見えません

白く濁った空は誰のせい

幼い頃遊んだ緑の森は 今はもうありません

黄色く乾いた大地は誰のせい

美しいものを大切なものを 消してしまうのは誰ですか



テンナンショウ (マムシ草) コリンゴ

そのままでいいよ ありのままでいい

不格好だって 綺麗じゃなくたって

君は君のままがいい 飾らない君がいい


冷たい風に吹かれて 君の頬は真赤ッカ

そっと手のひらに載せて 暖めてあげようか


ツバメオモト(燕万年青) プロミナンス

手をふれたら壊れてしまいそうな

そんな君だから 僕はそっと見ていよう

風に吹かれたら折れてしまいそうな

そんな君だから 僕は君の風除けになろう

君が最後まで精一杯輝けるように

僕がそっと見守ろう


窓に写る風景は 冷たく淋しい冬景色

温室育ちの君が来て 凍った心が融けました


チゴユリ チェリー(アンスリウム)

モクモクと 空を駆け昇る雲

ユラユラと 立ち昇る陽炎に

揺れながら 君が咲いている

日差しも風も 夏は眩しいですね


私の心は風見鶏 風に踊る風見鶏

人の眼に怯え 人の言葉に揺れる

私の心は風見鶏


ヒベリカム デンドロビューム’99

命に重さなんてありません 掛け替えの無い命です

命に上下なんてありません みんな大切な命です

人だけがなんて思わないで みんな同じ命だから


悩みを抱えてつぶれてしまいそうな時は

思い出してほしい

僕がいつでも 側にいることを

いつでも君を 見ていることを


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